2014年3月13日木曜日

怒濤の2日間を振り返る

3月10日、夫の仕事が終わると一旦帰宅し、
鹿児島市は天文館のTimelessへ。

その日行われたイベント『Tabi no Tochu』は
異様な盛り上がりをみせていた。

溢れんばかりの人、人、人。
ここ半年で田舎暮らしに慣れきった私は、
くらりくらりと人と音に酔う。

暗黒ニラ氏と夫・山下冗談のパフォーマンスも上々で、
ホッと胸を撫で下ろす。

翌朝5時には天文館を出て、再び帰宅。
そして少し仮眠をとったのち、車で福岡へ向かう。

3月11日、『日進月歩〜3.11キャンドルナイト〜』というイベントが
福岡市内のCocoperiにて開催された。

主催者以外、知らない人ばかりの空間。
3年前に鹿児島へ移住してきたばかりのころを思い出す。

夫は初めて会うアーティストによる演奏のもと
ポエトリーリーディングを行った。
前日のイベントとは打って変わってしっとりとした空気感。
聴き手の心が整っていることがわかる。

今回、夫は詩の朗読の合間にトークを挟み、ていねいにメッセージを伝えた。
キャンドルのあたたかな光の影で泣いている人が見えた。

夫の出番が終わると、
前日からの疲れた体に眠気とお酒がグルグルと回って
立っていることも困難で、余韻に浸ることなくひとり車へ戻った。

夫と私の怒濤の2日間が過ぎ去った今、
私にできることは何だろうかとあらためて考える。