手元の書物からパッと目についた言葉を記し、それを繰り返すことで一篇の詩をつくるカットアップという手法。誰でも簡単に詩を綴ることができるのが魅力だ。
また、それを複数人で行うとさらにおもしろい。同じ書物をグルグルと回しながら詩作しているのに、ふたつとして同じ詩はあらわれないのである。そして、参加者が順番に詩を読み上げるときのちょっとしたドキドキ感、ほんの少しの非日常感も楽しみのひとつかもしれない。あれこれ感想を言い合ったり、へぇ~とかふぅ~んとか言い合ったりも。
11月4日(金)19時半から、カットアップで詩を綴り、おいしいカレーを食べるという単純明快・超平和的イベント「言葉と、ルー。」が薩摩川内市スマートハウスにて開催される。
なんだか地味なイベントなのに、毎回鹿児島県内のいたるところから足を運んでくださる参加者が多数いる。なぜならカットアップでの詩作は聞くとやるでは大違いで、やってみるとものすごく集中したり、ぐわぐわっと高揚したり、とにかくおもしろくて癖になるのだ。それゆえリピーターも多い。さらに言うまでもないが、カレーは絶品! とりあえず参加してみるのがオススメ!