2016年9月9日金曜日

一日の終わりに、息子にかける言葉。

ここ数カ月、とにかくハイハイで動き回りたい息子(1歳1カ月)を連れて子育て支援センターに通っている。もう家のなかだけでは体力を持て余して仕方ないといった様子を見かねて、あれこれ調べては保育園や公民館へ足しげく通っているのだ。

最初はお母さん同士のお付き合いに尻込みしてしまい、息子がねんねすると読書をしたり、iPhoneで調べものをしたりしていたのだが、最近ではほかのお母さんたちとも自然に話せるようになった。子どもが同じ歳だと妙に親近感が湧く。少し子どもが大きいお母さんには離乳食のことを教えてもらったり、卒乳・断乳のエピソードを聞かせてもらったり、子どもという共通の話題で話は尽きない。

なんだ、ママ友って怖くないんだ!と実感している。この町ではわりと若いうちに結婚・出産している人も多いので、私は高齢ママの部類に入るだろうし、話が合わないのではと無意識的に壁をつくっていたのだろう。それも今となってはバカバカしく思う。

愛する子どもを一生懸命育てるお母さんに年齢は関係ない。だから10歳年下のお母さんとも、10歳年上のお母さんともただただ楽しく話している。これって仕事の世界ではなかなかないので、近頃はそれを面白いとすら感じている。息子が導いてくれた新しい出会い。新しい世界ーー。いいぞ、私。お母さんを楽しんでるぞ!なんて。

未だ続く夜間授乳に“朝までぐっすり寝た~い!”と弱音を吐くこともあるのだけれど、それでも息子との日々は毎日がコメディでドラマチック。ワンシーン、ワンシーンが忘れたくないことの連続である。

「今日も楽しかったね。また明日も楽しいことあるかな?」。
これが一日の終わりに、息子にかける言葉。