2017年4月20日木曜日

運動音痴だっていいじゃない?

薩摩川内市内に8カ所ある子育て支援センター。
今日はある子育て支援センターで“体操教室へ行って遊ぶ”という月に一度の会が催され、私は1歳8カ月の息子を連れて出かけた。

体操教室だけあり、普段はなかなかないトランポリンやマットなどで自由に遊ぶことができる。

が、しかし、息子はトランポリンを怖がった。トランポリンへ促しても「こわい、こわい」と言う。

120%運動音痴の私が恐怖心をひた隠しにしつつ、とにかく楽しそうに全力でやってみせたのだが頑に嫌がる。抱っこして跳ねてみるも、がっちりしがみついて離れようとはしない。手をつないで跳ねたらそれはもう恐怖の表情そのもので。

しかたなくトランポリンから離れると、息子は教室の端っこをひたすら歩き、ベージュ色の食パンサイズのウレタンマットを積み上げて「パン! パン!」とうれしそうにしている。

ふと我に返る。ああ、この子は私の子だな、と愛しくなるのだった。

親だからといって何かを息子に強要すべきではない。運動、苦手だっていいじゃない。