2017年4月18日火曜日

海辺で過ごす時間

海辺にいると何をしているわけでもないのに、「暇」という感覚から解き放たれる。そのことをある人に伝えると「海はそれだけで完璧だからね」と言った。

海は次々に波打ち、その波の表情はひとつとして同じではない。波音もそう。それから海辺をそよぐ風も。

そこにいると、ときどきどこからともなく人が集まることがある。

「海にいるよ」。「行けたら行く」。町だったら果たされない約束の言葉。

海では約束をしたりしなかったり、それはいろいろなんだけれど海の波動がそれを導くように集う。冬はだいたい17時くらいまで、夏になると日がのびて18時、19時まで、ただなんとなく海辺に佇むことがある。

子どもはただ遊び、大人もただたわいない会話を交わす。楽器を弾いたり、歌ったりする人もいる。

みな、思い思いに時間を過ごす。目的などない。理屈もない。
ただ海辺にいることが心地よいから、そうする。タイムイズマネー、そんな言葉も忘れてしまう。




2017年4月7日金曜日

今週末4月9日(日)「afterglow」開催!

西方のビーチもいいけど、江口浜もね。
ということで、今週末4月9日(日)は江口浜にある、Atelier Mountain High Candle主催のイベント「afterglow」に【B】が出店します!

afterglow」は、東シナ海に沈む夕陽をメインに、音楽家であり、選曲家でもあるCalmさんの音と、鹿児島の個性的な飲食店のごはんを愉しむイベント。

3回目となる今回のテーマは”Let's read a book!”。【undyed】と【B】のふたつの本屋が出店します。

ついついスマホ片手に過ごす時間が多くなりがちな今だからこそ、イベント中に本を選んだり、読書したりして過ごすってなんだか新鮮! 

【B】は「afterglow」をイメージした本をセレクトしてもっていきます。

ぜひ、おいしいごはんでお腹を満たして、夕陽に照らされ音に身を委ねながら、読書をーー。
afterglow」でしか味わいことのできないとっておきの時間を愉しみませんか?





afterglow」の主催・Mountain High Candleは、太陽ガスプレゼンツ・やましたよしみのコラム『てげてげ日和』vol.13にもご登場いただきました。こちらの記事もぜひご覧くださいませ。

鹿児島の風景を美しいキャンドルのあかりで灯す、キャンドル作家Mountain High Candleの山田裕行さん。


やましたへのお仕事の依頼は以下のアドレスまで。
yoshimi_20051981★yahoo.co.jp (★を@にかえてください)

2017年4月2日日曜日

斯文堂発行『食べ歩き』vol.17発売中!

TJカゴシマ』といえば、鹿児島を代表する地元タウン誌のひとつだ。

鹿児島でフリーランスとして活動を始めてから長くそのライバル誌の仕事をさせていただいていたため、『TJカゴシマ』とはなかなか縁がなかった。

しかしながら縁というの巡るもので、この度『TJカゴシマ』編集部が制作するグルメ情報誌『食べ歩き』vol17の制作に携わる。

鹿児島の飲食店665店舗が掲載されているうちの92軒の記事制作。取りかかった当初は終わりが見えず、久々に千本ノックをしている気持ちになった。

しかし、『TJカゴシマ』という媒体はすごい。
掲載店舗へ電話をすると、みなさん「ああ~TJさんね」とあたたかい。これまでの取材対応がよいものであったことが伺える。

それに、編集部がきちんとデータを蓄積している点も頭が下がる。
膨大な店舗の情報を事細かにデータ化しているのか、編集部内の情報がきちんと整理されているようであった。(実際のところはわからないけれど、少なからず私が仕事をさせていただくうえで、情報の整理がされているかのように感じられた)。

ありがたいことに私もこれまで鹿児島でさまざまなお店や企業に取材をさせていただく機会を得ているものの、その情報はまったく整理されていない。それぞれの仕事がMacのフォルダ内にゴソッと保存されている程度だ。(一応、クライアントごと、媒体ごとにはしてる! けれどそれだけ!)。ほかのフリーランスの編集者やライターがどのようにデータを整理しているか、機会があれば聞いてみたいものである。

ということで話は大きく逸れたが、斯文堂発行グルメ情報誌『食べ歩き』vol17、鹿児島県内の書店・コンビニにて絶賛発売中!





2017年3月24日金曜日

無知を自覚し、変わることを恐れない

神様はどこにいるかって? あなたの中です。
宇宙はなにかって? あなたの身体です。
あなたもわたしも、それぞれが神様をもっている宇宙なんです。

***

「わかるから変わる、のではなく。
変わるからわかる、のである」

これは今日、目にした本に書かれていたこと。

まったくその通りだな、と思う。
わたしも鹿児島に越してきて、最初はずいぶんと苦しんだけれど、いまは少しずつわかってきていると感じる。

スピリチュアルじゃないのよ。

無知を自覚し、変わることを恐れない。



2017年3月16日木曜日

子どもの心を育むこと

ある本に「生後9カ月までの子育てはほとんどの人が間違えない」という内容が書かれていた。

それを読んだのが、確か息子が1歳を過ぎたあたりで、“おやおや、これはちょっと怖いな”と思ったことを覚えている。

じゃあ10カ月以降になると、子育てを間違える人も増えてくるの? 
どうして9カ月までは間違えないの?
ていうか、私は大丈夫なの?
なとど、あれこれ考えた。 

考えた結果、生後10カ月以降は子どもが本格的に自分で動き始める、そこで子どもへの親のかかわり方が大切になっていく、ということだろうと思った。

子育て支援センターなどで多くの子どもたちをぼんやり眺めていると、1歳を過ぎたあたりから子どもの個性が少しずつ見えてきて、1歳半を過ぎるころにはそれがもっとはっきりとしてくる。とくに1歳半くらいには、どの子がどの親の子か子どもを見ているだけでわかるくらいに、親のカラーが子どもに反映されているようだ。

ああ、あの本に書いてあったことは、こういうことか、と理解した。

私の息子(現在1歳7カ月)は、先生が中心となって親子で行うキッドビクスやわらべうた、リトミックなどにほとんど興味を示さない。1歳くらいのときは“まだ1カ所に留まるのが難しいのかな。ハイハイをしている方が楽しいのかな”なんて楽観していたのだが、よちよちと歩けるようになった今となっては、クラスが始まるとサッサと気の向くままにどこかへ歩いて行ってしまう。

さて、どうしたものか、と最初は不安に思ったのだが、今はこれでいい、と考えている。
わが家はいろいろな理由でテレビをつないでいないので、息子は「おかあさんといっしょ」や「いないいないばあ」などの幼児向け番組をほとんど見たことがない。だから、単純にそうした歌にのれない。知らないのだから。

けれども、息子と一緒にライブへ行くと、息子は最前列でじっと演者の演奏を聴く。楽器を弾く手元を見つめる。ときに身体を揺らし、合いの手を入れるかのごとく、「イェーイ!」と声を発することも。

この様子を見ていると、息子は音楽が嫌いではない。むしろ好きだと思う。
ただ子ども向けの音楽には馴染みがない、親しみがない、というだけだろう。

子どもの生命力は大人が思っているよりも強い。
1年7カ月、子育てをしてみて、よっぽどのことがないかぎり、漠然とではあるが子は育つだろうと感じている。

でも、それは身体の話で、心はまた別の話だ。
心を育むには絶対的に親、もしくはそれに準ずる保護者のかかわりが大切なのだと思う。

今日、友達とその甥っ子と一緒に公園で遊んだ。
彼女は2歳の甥っ子の機嫌が悪くなったときに、じっくりとていねいに話かけ、その子の気持ちが上向くまでずっと待っていた。母親は毎日24時間ずっと子どもと一緒にいるから、そうしなければならない場面でも、場合によってできないこともある。それでも、私はできるかぎり子どもの気持ちに寄り添う母親でありたい。



2017年3月14日火曜日

3月19日(日)「牛深みなとフェスティバル 海食祭 キビルフェス2017」出店!

薩摩川内市西方町にて夫とともに細々と、ボチボチと営んでいる【B】。
きたる3月19日(日)、初めてイベントに出店します。

フェリーで結ばれている島と島、鹿児島県出水郡長島町と熊本県天草市牛深町にて同時開催され、音楽ライブがあったり、たくさんのフードやショップの出店があったり、さまざまなワークショップなども行われる内容盛りだくさんのイベントです。(本当にモリモリ!)

今回【B】は、古本とサインペイントにて出店。
初のイベント出店でどうなることやら、な部分もありますが、新たな出会いにワクワクしています。

詳細はFacebookページにてご確認ください。
それでは、みなさまのご来場をお待ちしております。



2017年3月11日土曜日

そして、今年も書けなかった。

あの日のことを書こうとして、書けぬままにもう6年が経った。
そして、今年も書けなかった。

正確にいうと、書いたのだけど、最後まで書けなかった。
私が体験したことを書こうとすると、もっと恐怖や哀しみ、絶望を感じた人たちのことが頭に浮かんで、心がぐちゃぐちゃになってしまう。だから書けない。毎年、書いては消して、を繰り返す。

今、私は生きている。ただそれだけ。
あの日のことは忘れない。

息子がもう少し大きくなったら、ちゃんと伝えようと思う。